彼岸・対岸

もう一つのブログとパラレルな世界についてのブログ

ヤマノシヌイは、山の木の上から、モノたちが木の下を通り過ぎていくのを、見ていた。

モノたちは、そんなヤマノシヌイに見られていることをつゆ知らず、下を向いて歩いていた。そんな一人一人のモノたちを、日がな一日眺めていたヤマノシヌイは、モノたちと一緒に歩いてみたいと思った。